骨粗鬆症について知っていますか?

自分が骨粗鬆症になると思いますか?

いつ頃から気をつけるべきか?

骨粗鬆症は何故こわい病気なのか?

さらに・・・
◆高齢者にはどのようなリスクがありますか?
高齢者はコロナ禍で極端に運動量が減っている。地域のサークル活動が中止になるなどして多くの人が外出しなくなり、歩かなくなった。そうなると足腰が弱まり、転倒の危険性が高まる。今のところ転倒が増えたという実感こそないが、患者の家族の話などから判断すると、高齢者の活動レベルは明らかに落ちている。また外出が減って人と接する機会が少なくなると、認知機能が落ちてしまうとも言われている。
◆転倒は骨折につながります
高齢者にとって一番怖いのは、骨折によって動けなくなることだ。転倒による骨折の部位としては手首の骨と大腿骨が多いが、大腿骨の場合は活動レベルが大きく落ち、手術が必要になるので本人も家族も負担が大きい。統計的に見ると、大腿骨骨折の多くは室内で起きている。筋力が落ち、さらに家にいる時間が長くなっている今は、大腿骨骨折の危険性が一層高まっている。転倒によって背骨を折ってしまうケースもあり、寿命に直結する。背骨の骨折は肝臓がんに匹敵するぐらい、あるいはそれ以上に予後が悪いとのデータもある。
◆高齢者を転倒・骨折から守るためには、どうしたらよいのでしょうか?
普段から運動する、骨粗鬆症の治療をしっかり受ける、家のバリアフリー化など生活環境を整える、この3点が大切だ。コロナの状況が落ち着いたとはいえ、高齢者の生活が元に戻るのかと言えば難しい。所属する地域サークルの活動が再会されたとしても、行こうとする意欲がわくかどうかが問題だ。多くの高齢者は今、この意欲レベルが落ちている。外に出て体を動かすよう周囲が上手に誘導してあげないと、高齢者は引きこもりになってしまう。運動の基本は歩く事。歩くだけなら他人とほとんど接触せず、感染のリスクも低いので、しっかりと歩いてほしい。

各種薬剤の位置付け


治療率は驚くほど低い

治療継続率も低い

種々の理由で治療する機会が少ない

食事について

運動について

日光浴について
