
骨粗鬆症とは
骨強度が低下し骨折しやすい状態 | ![]() |
|
骨が“疎”になる | ||
![]() |
||
軽微なことで骨折する | ||
孫を抱っこする、床の物を拾うなど |
骨粗鬆症の治療目標
軽微なことで骨折する”、ことを予防する |
そのためには早期診断が重要 |
70歳代女性の2人に1人は骨粗鬆症 |
![]() |
骨粗鬆症の診断
1、骨量測定 | ![]() |
|
橈骨遠位端DEXA | ||
大腿骨近位DEXA | ||
腰椎DEXA | ||
踵骨超音波 | ||
中手骨MD | ||
2、その他 (骨代謝マーカーなど) |
骨塩定量1
橈骨DEXA法 | ![]() |
||
比較的若年層に生じる橈骨遠位端骨折 | |||
など皮質骨骨折のし易さを評価 | |||
![]() |
|||
・ 再現性が高い | |||
・ 腰・股骨折症例でも可能 | |||
・ 骨量の変化は少ない | |||
骨塩定量2
腰椎DEXA法 | ![]() |
||
60歳以上の女性の半数以上は自身の | |||
骨折に気付いていない (いつの間にか骨折) | |||
![]() |
|||
・ もっとも信憑性が高い | |||
・ 変形・骨折では正確でない | |||
・ 骨量の増減を捉え易い | |||
測定結果の評価
橈骨DEXA法 | 腰椎DEXA法 | |
![]() |
![]() |
|
両者の差がある場合 | ![]() |
低い方を採用する |
骨粗鬆症の治療
・ 食事 : バランスよく、多くの品目を | ||
・ 運動 : 少ない負荷で、継続する | ||
・ 日光浴 : 30分程度は外出する習慣 | ||
・ 薬物療法 | ![]() |
ビタミンD :カルシウム吸収↑、転倒機会↓ |
ビスフォスフォネート :骨吸収↓、転倒機会↓ | ||
女性ホルモン :閉経直後の女性が適応 | ||
副甲状腺ホルモン :繰り返す骨折に適応 | ||
その他 (1回/半年、1回/年)→ 慎重に検討中 |
骨粗鬆症の怖さ
骨折を繰り返す | ![]() |
生存率が低下する | ![]() |
早期診断・早期治療が大切です |