
杖歩行の目的
・歩行を安定させる
加齢とともに身体機能は低下していきます。特に足腰の筋力が衰えると、2本の足で歩くことが難しくなります。杖は、そういった高齢者の第三の足という役割を担い、体を支えて歩行の安定を助けます。また、杖を使用することで身体のふらつきを抑えられるため、リズミカルに歩けるようになります。
また、視力が落ちている高齢者の場合、杖を使うことで足元の障害物に気付けたり、転倒や衝突を防げたりします。そういった点も安心感をもたらします。
・足腰にかかる負担を減らす
「脚や腰が痛くて歩けない」といった問題を抱える高齢者にも杖は有効です。杖に体重をかけ、足腰で支えている体重を分散させることで、負担が軽減され、痛みが和らぐことにつながります。
・安心感をもたらす
歩行が困難になると、転倒によるけがを恐れて外出を控えてしまいがちですが、杖で体を安定させれば、安心して歩くことができます。そうすれば、「人の手を借りずに自分の足で歩いている」という自信になり、外出の楽しみが増えるでしょう。
また、視力が落ちている高齢者の場合、杖を使うことで足元の障害物に気付けたり、転倒や衝突を防げたりします。そういった点も安心感をもたらします。
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杖の高さ調整
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杖のつきかた (2動作歩行)
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杖のつきかた (3動作歩行)
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階段昇降(上るとき)例:患側は右足
階段は健側(いい方の足)から上る。 | ||
健側+手摺→患側+杖 | 健側+手摺 | 患側+杖 |
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階段昇降(降りるとき)例:患側は右足
階段は患側(痛い方の足)から降りる。 | ||
手摺→患側+杖→健側 | 患側+杖 | 健側 |
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杖歩行の指導をご希望の方は、医師にご相談ください。
参考資料
https://www.irs.jp/article/?p=289
https://healthrent.duskin.jp/column/iroha/hokou/index.html
https://kainos.jp/wp/
参考資料
https://www.irs.jp/article/?p=289
https://healthrent.duskin.jp/column/iroha/hokou/index.html
https://kainos.jp/wp/