1.フレイルとは
加齢にともない筋力や活動が低下している状態をいいます。
フレイルは予防することができます。

2.健康寿命とは
健康寿命とは健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間のことです。
平均寿命と健康寿命の間には、男性で約9年、女性で約12年の差があります。

3.フレイルの3つの構成要素

4.サルコぺニア
筋肉の量的な低下と機能的低下が起きた場合
1.握力 男26kg 女18kg以上
2.指わっかテスト ふくらはぎの自己評価
3.歩行速度 1秒あたり0.8〜1.0m

5.ロコモティブシンドローム
日本整形外科学会が提案した移動機能に着目した概念。
1.変形性関節症 2.骨粗鬆症 3.変形性腰椎症

6.骨粗鬆症 骨密度のチェック 骨折の予防
女性が要介護になる原因は転倒、骨折。その背景に骨粗鬆症がある。
特に60歳以上の女性は骨密度の検査をしましょう。

7.フレイル予防のための3つの柱
「運動・栄養・社会参加」この3つがフレイルの予防で重要とされる。

8.運動・身体活動について
・有酸素運動(ウォーキング、水泳など)
・レジスタンス運動(筋トレなど) 短時間実施
無理なく継続できる運動で、いまより10分多く体を動かそう!
9.筋力トレーニング
フレイル予防・改善には筋力や筋肉量を維持・増加させることが大事。
・転ばないように机の近くでする。
・目を開けて、片足を上げる
(床につかないくらい)
・左右1分間程度

・安全のためイスなどの前でする。
・イスに座るイメージで腰を下ろす。

10.栄養について しっかり噛んでしっかり食べよう
@欠食をしないこと
A食欲がないときは間食で栄養補給を
B肉や魚を1日2品、卵か豆腐を1日1品
C牛乳やヨーグルトを1日コップ1杯
Dかみやすく飲み込みやすい工夫を
・肉や魚、たんぱく質をしっかりとろう
・カルシウムやビタミンDをとろう、日光にあたることも大事!!

※フレイル予防のために
1.筋力低下防止、転倒予防のための運動をする。
2.十分な食事、たんぱく質をとる。
3.社会参加、ボランティア活動などに参加する。
4.健康診断、健康チェック(生活習慣病、骨密度)
健康寿命を伸ばしましょう!!