トップページ 診療案内 院内設備 交通・アクセス 健康通信 患者様の声
新患の方へ(問診票PDF)
プラス・テン+10から始めよう
プラス・テン+10から始めよう
食事バランスガイド
人工膝関節置換術
ご案内パンフレット
医療法人 一隆会 大道整形外科
◆診療科目
整形外科・リハビリテーション科
リウマチ科

◆所在地
〒870-0820
大分市西大道2丁目3-1
ブンゴヤコスモビル 2,3F
(永冨脳神経外科 前)

◆TEL
097-543-7676

◆FAX
097-543-7670

◆診療時間
[平日]
午前 9:00〜13:00
午後 14:00〜18:00

◆受付時間
午前 8:30〜11:00
午後 12:00〜17:30

◆休診日
土曜日(当分の間)
日曜日・祝日
(学会出席や手術執刀のため臨時休診となる場合がございます)
大道整形外科 アクセスマップ 詳しくはこちら(Google Map)

肩の病気 「肩関節周囲炎」

肩関節周囲炎って、どんな病気?

中年以降、特に50代に多くみられ関節を構成する骨・軟骨・腱・靭帯などが老化して肩関節の周囲(滑液包)に炎症が起きることが主な原因です。

代表的症状

肩というよりも腕を上げたり手を背中に回したり肩というよりも腕の痛みを訴えるのが一般的です。腕を上げたり手を背中に回したりなどの動きで痛みが生じ、だんだん動かせなくなっていきます。また夜中にズキズキと痛みが出て眠れなくなったり、寝返りの痛みで目が覚めたりします 保温

経過

一般的には3ヶ月で増悪し、3ヶ月で変わらず、3ヶ月で徐々に改善していき、自然に痛みが取れるまでに平均9ヶ月ほどかかると言われています。人により数ヶ月の個人差はあり、一度改善しても再燃することもあります。

石灰化って何?

夜中に突然生じる激烈な痛みで始まることが多く、痛みで睡眠が妨げられ肩関節を動かすことができなくなります。
肩腱板内に沈着したカルシウム結晶によって急性の炎症が生じることによっておきます。
C エクササイズ

関連する病気「腱板断裂」

五十肩と違うところは、痛みに関わらず腕をあげる力が入らない、ジョリジョリした音がするという訴えもあります。
老化とともに筋肉のチカラバランスに変化が起こり、骨と骨の間で腱板が擦れ、日常生活動作で腱板が断裂して起こります。完全断裂と不全断裂があり、外傷や若い年齢では度重なる投球によって起こることもあります。

治療法

1. 内服
夜間に痛みがない場合、内服で痛み・炎症をコントロールしていきます。
2. 注射
夜間に痛みがあり睡眠が障害される場合は、炎症を抑える注射をおすすめします。
3. 拘縮予防のリハビリ
痛みで肩を動かさないと、痛みが改善された時には関節が動かず日常生活に支障をきたしてしまいます。その状態を【関節拘縮】といいます。拘縮を予防するためにリハビリを行っておくことが重要です。



日常生活で大切なこと

◆冷やさない
肩を冷やすと痛みを感じやすくなります。夏の時期でも直接クーラーの風に当たらないようにしましょう。
◆温める
温めると痛みが楽になります。全身リラックス効果も含めて、ゆっくりお風呂に浸かって肩を温めるのがおすすめです。
少し厚手のシャツを着たり保温のサポーターをつけたりします。
◆更衣の工夫
着衣の時は痛い方の手から通し、脱衣の時は痛くない方から行いましょう。
◆重い物を持たない
重たい荷物を持つと肩にかかる負担が増えます。なるべく避けるようにしましょう。
◆急に力を入れて引っ張らない
急に物を引っ張ったり大きな力を肩にかけると、炎症が強くなります。なるべく肘を体に近い位置にして持つようにすると負担が軽減されます。
◆肩に鞄をかけない
鞄をかけるときは、悪い方の肩は避けましょう。
◆キャリーバッグは引くよりも押す
キャリーバッグをひくことも肩には負担になりますので、出来ればカートの使用をおすすめします。
◆寝る時の工夫
仰向けの姿勢の場合は、バスタオルを折りたたみ腕の下に置きましょう。腕の重みで肩が下に引っ張られるのを防ぎます。
横向きで寝る場合は、わきの下に少し空間をあけ、バスタオルや枕を入れて肩に直接負担がかからないようにしましょう。